江戸後期から伝わる由緒ある踊りだから。
「佐渡おけさ」「阿波踊り」など、
全国40か所以上のハイヤ系民謡のルーツだから。
高々そんな理由で、
「牛深ハイヤ」を本渡で行なう夏祭りのメインに据えるばかりか、
名前まで「天草ほんどハイヤ祭り」とするのは不届き千万、
地元としては堪ったもんじゃあ無い。
即刻、手討ちにしてくれんと言いたい所だが、
怒りの矛先をどこに向けたらいいのか分からないし、
「随分、了見の狭いヤツだな」と思われたくも無いので、
このまま放っておくことにする。
Today's BGM
夏への扉(山下達郎)
淋しい雲(森田童子)
線香花火(さだまさし)
因みに、本渡でハイヤ踊りが始まったのは、
街中であの大火事があった2年後の昭和41年。
市庁舎落成、市制10周年、天草五橋開通、
国立公園編入10周年、大火復興を記念する五大祝賀式典が行われ、
本渡婦人会が旧市営グラウンドにおいて、
ハイヤ節を披露したことがきっかけとなり、
翌42年より夏祭りの中心イベントとして正式に採用されたのだとか。
ま、旧本渡市民としては、も少し本渡らしさをアピールするか、
熊本のボシタに負けぬほど勇壮なものに仕上げて欲しかった、
というのが正直な気持ちだが、
そうならなかったのは、きっと他にいいアイデアが浮かばなかったからか、
或いは、当時の横山市長を始めとする執行部や議会の面々が、
ボーっとして生きていたからか、の何れかなんだろうけど。
「天草ほんどハイヤ祭り 2018」
7月21日(土)19:00 天草子ハイヤ(小雨決行、荒天順延)
7月28日(土)20:30 全12,000発の花火大会(29、30日が荒天予備日)
7月29日(日)13:00 踊りの競演(市民センター)
8月04日(土)19:20 道中総踊り(雨天順延)
なお、小生の2つ先輩でもある鶴田一郎さんが描いたポスターを、
実行委員会(商工会議所内)にて1枚500円で発売中。
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