6/17/2018

ミケルソンに競技者の資格なし!



決勝進出者のみが戦うゴルフの3日目は、
選手たちが予選落ちを気にせず、
勇猛果敢に只管上を目指してプレイできるので、
結構波乱が起きたりする。
往々にして大きく順位変動する「ムーヴィング・サタデー」は、
高校野球のベスト8に匹敵する、
観る側にとって凄く面白い日なのだ。

初日6打差46位から2日目は9打差28位と、
首位との差は広がったものの、順位を上げた松山。
しかも日本人で唯一決勝に残ってくれた訳だし、
昨年2位の実績もある(本人も手応えを掴んだと話していた)ので、
当然誰もが「やってくれるもの」と信じて観ていたに違いないが、
ノー・バーディ、ノー・イーグルだっただけでなく、
まさかの4パット2つを含む1トリ、1ダボ、4ボギーの79。
素人みたいなスコアで54位に後退してしまったのだ。
しかし、驚くのは未だ早い。
Today's BGM
グッド・バイ・モーニング(サンディー)
愛は風まかせ(五十嵐浩晃)
さよならの言葉(小野香代子)


PGAツアー通算43勝(うちメジャー5勝)、
生涯獲得賞金ランキング歴代2位で尚且つ、
超が付くほどの愛妻家で少年ファンも多い、
あのフィル・ミケルソンが、
13番(パー4)で4m程のボギーパットを外したと思ったら、
何をトチ狂ったのか、
グリーン上をトロトロ転がっていく球を小走りで追いかけ、
ボールに追い付くや否や、
碌に構えもせずにカップ方向へ打ち返すでは無いか!
しかも、ボールがまだ明らかに動いている状態でだ。
(問題のシーンは、こちら
この件に関するゴルフ・チャンネルの解説は、こちら

中継の映像を観た瞬間、
目を疑った方が恐らく殆どだったかと存ずるが、
もちろん100前後叩く我々ヘボ・ゴルファーだって、
そんな見っともない真似は絶対にしないし、
2打罰を払えば済むとか、済まないとかいう以前の問題で、
ハッキリ言ってゴルファー失格。
しかも48歳を迎えたこの日、本人は、
「あの行為で2ペナを受けることは知っている。
だが、バンカーに落ちるよりはいい。
無礼な行為だと思われるのなら、みなさんに謝ろう」
と平然と語ったという。
4日目は自ら出場を辞退すべきであろう。

因みに小生、昨日のゴルフ(マスターズ天草コース)は、
OB2、池ポチャ1、3パット5、バーディ0ではあったものの、
52°AWを抜いたお陰でシャンクはなし。
お約束通り95点でホールアウトしてきた。
(5ラウンドぶりの二桁)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

プロ選手として資格なし、協会の判断も威厳なし、もうゴルフがいやになった。

匿名 さんのコメント...

匿名さん、ありがとうございます。
あのミケルソンが、まさか、と誰もが思われたことでしょう。
小生も、人は見かけに依らぬと改めて思うと同時に、
長きに亘って善人ぶったツケが今頃、回って来たのかなとも。