8/10/2017

虱(シラミ)が近年、音も無く増殖中



「痒い、痒い」と訴えていた7歳の孫娘の頭から昨日、
何と虱(シラミ)が大量に見つかった。
「戦後72年も経って、何で今頃?」と思われるかも知れないが、
一旦途絶えた虱が復活した理由は、
進駐軍が日本に持ち込んだ虱の特効薬DDTに、
実は発がん性などの強い毒性があると判り、
マラリヤ防除などの已むを得ない場合を除き、
この薬剤は使用を禁ずとのお触れが71年に出たからで、
80年代以降は別に珍しいことでも無いらしい。

さて、ヒトに寄生する虱は、
アタマジラミ、コロモジラミ、ケジラミの3種。
孫にいたのはアタマジラミだが、
彼女は殆ど毎日シャンプーしているらしいし、
3日も4日も洗髪しない者は今時、滅多にいないので、
不衛生にしているから虱が湧くという昔の理屈は、
全く現実的では無いのだそう。
Today's BGM
思い出通り雨(ふきのとう)
避暑地の恋(チェリッシュ)
An Old Fashioned Love Song(Three Dog Night)


では、どうやって感染するのかと言うと、
感染経路の特定は困難ながら、
虱は髪の毛の接触により感染しやすいため、
体や頭を寄せて遊ぶことの多い保育園児、幼稚園児、
低学年児童などは感染の可能性が高くなるとのこと。
また、タオルや櫛、ブラシの共用は、どなた様であろうと絶対厳禁。
さらに、スイミングスクール等では、
脱衣篭やロッカーを経由して感染することもあるという。
(孫は学童保育とスイミングの両方に通っているものの、
ウィルス等による感染症では無いため、出席停止とはならない)

なお、皮膚科を受診した孫娘には、
スミスリンという決して安くはないシャンプーが処方され、
必ず家族全員で使用すべしと命ぜられたらしいのだが、
週の半分以上を我が家で過ごす彼女は、
これまでも小生の布団にちょくちょく潜り込んできていたので、
もしかすると既に枕に…。
「お母さんのためのシラミ講座」(ダンヘルスケア)

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