「猛暑」や「酷暑」よりも更に暑そうなだけで無く、
「もう参った、お手上げ」感さえ漂わせる、「うだるような暑さ」。
諸兄も多分、頻繁に使っておられるのではと拝察申し上げる次第だが、
果たして「うだる」とは如何様な暑さを指す言葉なのであろうか?
実は、漢字で書くと直ぐ判る。
うだる、ゆだるは「茹だる」と表記するのだ。
(「ゆだる」の方が一般的らしい)
※「夕陽を追いかけて」の歌詞
Today's BGM
夕陽を追いかけて(チューリップ)
やさしさに包まれたなら(村上ゆき)
Seasons in The Sun(Terry Jacks)
三省堂・大辞林によると「茹だる」とは、
1. 湯で十分熱せられる。ゆであがる。「卵が_」
2. 暑さのため、からだがぐったりする。「_ような暑さ」
また、実用日本語表現辞典によると、
「茹だるような」とは、
あまりの暑さに頭が茹で上がるような感じのするさま。
つまり、「茹だるような暑さ」とは、
非常に不快で過ごしにくい、
焼けつくような、
サウナのような暑さのことなのだ。
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