昨夜10:10、松山の第1打が「まさかのOB」

昨夜、推定10億人以上のファンが見守る中、
日本時間の10:10に1番からスタートした松山英樹。
もしメジャータイトルを獲る選手がこの先、
日本に現れるとすれば、彼を措いて絶対他にいまい、
との期待を一身に集めながら、
全く臆することなく勇猛果敢に立ち向かって行く、
強靭な精神の持ち主だ。

ところが、ティーアップ直後、
恐らく熱い魂を込めて放ったであろう松山の第1打は、
フェアウェイど真ん中では無く、右の林のOBゾーンへ。
誰も予想し得なかった、丸で悪夢を見ているかの如き、
このまさかのミス・ショットの所為で、
彼も我々も解説者も全員落胆、意気消沈。
1打の怖さを改めて思い知らされたと同時に、
松山にとっての今年の「全英」が万事休すと相成った瞬間であった。

Today's BGM
海岸通（風）
シーサー（Le Couple）
Love Me Tender（Elvis Presley）

さて、10:10と言えば、アナログ時計の広告写真。
そうしてある理由は、
長針と短針が作るVゾーンが最も美しく見え、
針がブランドのロゴを遮らないからに他ならないのだが、
厳密には10:10丁度を指してはおらず、
時刻は各社まちまち。
例えばセイコーは概ね10:08:42、
シチズンは10:09:35、
オリエントは10:08:36、
カシオは10:08:37といった具合なのだ。

また、「ハンドルは必ず10:10の位置を持つべし」と、
その昔、教習所で教わった方。
力が入りやすい上、軽だろうと大型だろうと、
ハンドル捌きには動きに無駄の無い、この位置こそが理想と、
小生も物言いの凄く偉そうな教官から注意された記憶があるが、
パワステがほぼ百パー標準装備となった今日では、
エアバッグが突然開いた拍子に、
その勢いで弾かれた手が顔面を直撃。
命に係わる負傷の恐れがあり、非常に危険なので、
むしろ9:15か8:20の位置を持つべきなんだとか。