6/11/2017

ラテン語でサルビア、英語でセージ



初夏から秋の花壇材料としては最もポピュラーな花の1つである、
ご覧のサルビア(Salvia splendens)はブラジル原産、
シソ科アキギリ(秋桐)属の草木で、
本来は草丈1mに及ぶ多年草ながら、
現在栽培されているものの殆どは30~50cm位の矮性種。
また、非耐寒性であるため、
露地で冬を越せない地域では一年草扱いとなっている。
和名はヒゴロモソウ(緋衣草)。

ま、昔から公共施設の花壇等に多く植えられていたので、
名前は知らずとも、
姿・形については諸兄もよくご存じのことだろう。
(ご承知の通り口に銜えて吸うと、甘い蜜が出る)
Today's BGM
サルビアの花(早川義夫)
コーラが少し(高木麻早)


さて、日本ではアキギリ属のうち観賞用をサルビア、
薬や香辛料に使用されるものをセージと呼んで区別しているらしいが、
♪君のベッドに、サルビアの紅い花、敷き詰めて、
僕は君を死ぬまで、抱きしめていようと…
と早川義夫も歌っているので、
サルビアの花はてっきり赤いものばかりかと思いきや、
白から濃い紫まで園芸品種には様々な花色があるのだとか。

実は、拙宅の花壇に20年ほど前から生えていたのが、
サルビア・グアラニティカ(写真中)という、
放ったらかしでも毎年、しかも数を増やして咲く、
凄く強靭な青紫色の花(サルビアであることに今日、気付いた)。
そして、こちら(写真下)が2、3日前に植えたばかりの北米原産、
淡青のサルビア・アズレア(ブルー・セージとも)だ。
(参照:サルビアの庭「代表的な種類」

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