強いのか、弱いのか、
今一つハッキリしない豪栄道。
と言うのも大関昇進後、
2ケタの勝ち星を挙げたのは今年の春場所(12勝3敗)1度きりで、
負け越しが12場所中4場所。
即ち、天下の大関が3回に1回は負け越すという、
信じられない体たらくで、
しかも、そのうち2場所は4勝11敗(今年初場所)、
5勝10敗(一昨年九州場所)と、
恰も新三役の如く大きく負け越しており、
大関には相応しくないどころか、
大関の面汚しと言っても構わない程の存在だったのだ。
Today's BGM
9月の島(伊勢正三)
どうぞこのまま(丸山圭子)
ところが、今場所の豪栄道はと言うと、
ご承知の通りカド番(先場所7勝8敗)であるにも拘らず、
全く慌てず、恐れず、入れ込まず。
昨日も9勝29敗と、
過去の対戦成績では頗る分の悪い日馬富士を渾身の首投げで撃破。
唯一13勝無敗(星の差2つ)とした。
今日、2敗の平幕・遠藤が負けるか、
豪栄道がモンゴル・玉鷲に勝てば、
1930(昭和5)年夏場所の山錦以来、
実に86年ぶりの大阪出身力士の優勝となる。
稀勢の里も、早く肖りたいに違いないが…。
0 件のコメント:
コメントを投稿