7/16/2016

上り調子なものと、下り調子なもの



「生活定点 1992-2014」とは、
明治28年創業の老舗広告代理店・博報堂による、
2年に1回の定点調査。
22年分の生活者観測データ約1,500項目が公開されており、
実に興味深い内容となっている。

例えば、初回が最小値、今回が最大値、
その差が10ポイント以上で、
期間内に一度も3ポイント以上の下降をしていない項目を挙げた、
「全体的に上り調子」には、
スマホを持っている、
ソーシャルメディアを利用している、
自宅に無線LANを利用できる環境がある、
女性の上司の下で働くことに抵抗は無い、
日常的に電子マネーを使っている、
新聞を読んでいない、
自分自身の力に自信が無い、
宗教を信じない…。
Today's BGM
積木(杉田二郎)
風にのせて(イルカ)


一方、それとは真逆の「全体的に下り調子」には、
ガラケーを持っている、
オンラインショッピングを主にパソコンで利用している、
友人は多ければ多いほど良いと思う、
中元・歳暮は毎年欠かさず贈っている、
贈答品は実用品が最適だと思う、
室内に観葉植物や鉢植えがある、
1か所に落ち着いてのんびり過ごす旅が好き、
米を1日に1度は食べないと気が済まない、
幾つになっても恋愛をしていたいと思う、
普段できるだけ歩くように心掛けている、
友人から色々な相談を持ち掛けられる、
薬を買う時は漢方系のものを選ぶ、
酢の物が好き、
子どもは親の老後の経済的な面倒を見る方が良いと思う、
1年以内に年末の大掃除をした…。

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