9/24/2015

災難は或る日、突然やってくる



丁度1週間前のこと。
昼の3時頃、家で仕事をしていたら、
突然けたたましくサイレンが鳴ったので、
直ぐ近くに立っている防災無線のスピーカーに耳を澄ますと、
何と隣の家(付近)が燃えていると言うではないか!

偶々家にいた鬼嫁と一緒に慌てて表に回ってみたところ、
正しく隣家の2階の軒下から、
サンマ等を焼いている時に出るヤツとは明らかに異なる、
狼煙のような細い灰色の煙が幾筋も出て風に棚引いており、
家の中が既に尋常な状態では無くなっているであろうことが、
素人にも一目で察しが付いた。
Today's BGM
青春の影 / チューリップ
夜に傷ついて / アン・ルイス
Love Grows / Edison Lighthouse
September Song / Ella Fitzgerald
程なくして警官が2名パトカーで到着、
直ぐさま家人の救出に向かう。
5~6分後には消防車も数台やってきたし、
この日は幸い風も、そんなに強くは無く、
しかも拙宅は火元の風上に位置していたので、
これで我が家に燃え移る危険だけは避けられたと、
ホッと胸を撫で下ろそうかとしたんだが、
放水するにはホースを繋いだり、
屋根や壁に穴を開けたりなど色々と準備が必要らしく、
実際に放水が開始されたのは、
消防車が現場に到着してから、およそ10分も後のことであった。



その間に、噴出す煙はご覧のように勢いを増し、
軒先が僅か5m程しか離れていない、
隣家(写真左端の白壁の家)の住人にしてみれば、
我が家に延焼しはしないかと気が気ではない訳で、
正に居ても立っても居られない心境ながら手助けも出来ず、
特等席で固唾を呑んで見守るしか無かったのである。
ま、燻(くすぶ)っただけで約30分後には無事鎮火し、
事なきを得たんだが、
今回の火災で小生には嬉しかったことが1つ。
それは火事の最中に、
「大丈夫か?手伝いは要らんか?」という電話が、
友人・知人から20本以上寄せられたこと。
やはり持つべきは友と、つくづくそう思った次第である。

なお、これしきの火災でも、家の中は水を被ってメチャクチャ。
熱で溶けたパソコン等だけでなく、
大半の何もかもが使い物にならなくなってしまったのだとか。
故にくれぐれも、たかがプラグと決して侮ることなかれ。
雷ガード・個別スイッチ・ホコリシャッター付電源タップ(ELECOM)

ポチ「どうやら配線器具の近くに屑籠があったことが災いしたようだな」

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