賢い「自転車」の選び方

例えば原付を買おうとする時、
貴兄は当然、ホンダやスズキ、ヤマハ、或いはVespaなどの、
名の売れた「メーカー品」を選ぶ筈。

理由は言うまでも無く、
たかが原チャリと雖も「走る凶器」であることに変わりは無く、
万一事故ったりしたら自分は固より他人の大怪我、
場合によっては命を落とすことにも繋がり兼ねないので、
信頼の置ける、ちゃんとしたメーカーの製品じゃなければ、
恐くて乗れないと思うからだ。
では、自転車だったら？

Today's BGM

僕達のラプソディ / 吉田拓郎
黄色い花 / 竹仲絵里
April Come Sea Will / Simon & Garfunkel
Days of Wine and Roses / Wes Montgomery

自転車とて懸命に漕げば30km/h以上は出せるし、
下り坂だったら、多分その倍近く。
そんな状況で、もし走行中にフロントフォークが折れる、
ブレーキが壊れるなどの重大な問題が起きたらと思うと、
やはり自転車もミニバイク同様、
信頼の置けるメーカーの物じゃないと恐くて乗れない、
と当然なる筈だ。



しかし、実際には、
何の保証も無い外国製のチャリを、
ただ「安いから」という理由だけで購入し、
その結果、随分とイタイ目に遭っている人が大勢いるそうで、
今朝、NHKの番組に出ていた、
週1しか乗らないから安いので十分と、
6千円の自転車（中国製）をネットで購入し、
半年後、街中を走行中に突然フレームが折れて転倒。
口の周りを強打し血だらけになっただけでなく、
歯や顎等の治療に500万円以上を要したため、
損害賠償を訴え、裁判に勝訴はしたものの、
相手が倒産して未だに1円も貰えず仕舞い、
という可哀想なAさん（50代男性）も、その1人。



もちろん、輸入品の全てに欠陥があるという訳では無いが、
品質の劣る自転車を法的に規制できない現状では、
少なくとも資格を持った整備士の点検なしに、
安易に安物に手を出すことだけは絶対、止めるべきだ。
無論、新品･中古に拘わらず。

ポチ「正に、安物買いの銭失い」

garden

竹仲絵里
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