9/22/2014

物は取りよう、つまり解釈一つということ



江戸いろはかるたが「犬棒かるた」とも呼ばれるのは、
いろはのい、つまり最初の読み札が、
「犬も歩けば棒に当たる」だからだ。
ところで、この諺の正しい意味をご存じであろうか?

元々は、犬も一旦外に出れば、
棒で叩かれるなど災難に遭うことがあるかも知れないので、
「なるべく、じっとしていた方がよい」。
或いは「あまり出しゃばり過ぎない方がよい」。
ところが最近では、
「じっとしているより外に出た方が、
思わぬ幸運に巡り合う可能性が高い」という、
真逆の意味で使われることも多いのだとか。
本日のBGM
To the Moon(吉田拓郎)
あたしのブギウギ(浅川マキ)
Starting Over(John Lennon)
Smile(Anne Murray)
つまり、どちらも正解。
物は取りようなのである。



さて、ゴルフをやっている時、
調子に乗った相手(ライバル)を崩すには、
ドライバーをベタ褒めするのが効果的と言われている。
例えば、「うわー、物凄い当たり!」「流石、飛ばし屋!」、
「アゲンストを物ともせず、プロ並みの飛距離!」など。
そうすれば、腕に覚えのある者ほど、
「今のは65点。
俺のドライバーは、まだまだこんなモンじゃない」
「もっと凄い当たりを見せてやろうか」などと思い、
次のホールで必ず力むからだ。



一方、絶対に褒めてはいけないのがパッティング。
「ナイスタッチ!」などと言ってしまうと、
益々気持ちよくストロークされてしまう。

ポチ「弱いと切れるかも、がN君には効果的みたいだな」

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John Lennon
Capitol
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