日本の選手で金に一番近いと思っていた高梨沙羅が、
まさかの4位。
最低でもメダルは獲ってくれるだろう、
と信じていた浅田真央も、SPの失敗が響いて、
これまた、まさかの6位。
諸兄も恐らく、
今後、冬のオリンピックでは技術より、
むしろ精神面の強化に重点を置かなければならない、
と思われたことだろう。
本日のBGMさて、彼女たちが本来の力を発揮できなかったのは、
サヨナラ模様(伊藤敏博)
あなただらけ(川江美奈子)
上を向いて歩こう(坂本九)
バイブレイション(笠井紀美子)
オリンピックに棲む「魔物」の所為だと言われている。
しかし、そんなモノが、
果たして本当にいるのだろうか?
ここで言う「魔物」とは、恐らく自分自身のこと。
みんなの期待に応えたい、
何が何でもメダルが欲しい、
今回を集大成の場にしたい、
結果を出して恩返しがしたい、
これが最後の戦いだ、
でも、失敗したら、どうしよう…。
そんな「魔物」に打ち勝ち、
「心・技・体」の全てを整えてこそ、
選手たちはメダリストへの挑戦権を
初めて手にすることが出来るのだ。
とは言え、
悪条件が重なったものの一切グチを零さず、
全て自分の力不足とした沙羅と、
気持ちを上手く切り替え、
フリーで会心の演技を見せてくれた真央には、
謹んで「天晴れ!」を進ぜようと思う。
ポチ「そもそもコーチはロシアくんだりまで何しに来てるんだ?」
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