1/27/2013
名門首席は伊達じゃない、オスカー・ワイルドの名言
広場の王子像がツバメに頼んで、
体中の金箔や宝石を貧しい人々に分け与えた。
その結果、王子は鉛色のみすぼらしい姿となり、
彼の足下には力尽きたツバメの死骸が…。
ご存じ「幸福な王子」を書いたオスカー・ワイルドは、
アイルランド出身の詩人・劇作家(1854-1900)。
彼はオックスフォードを首席で卒業後、
女だけでなく男とも親密に付き合ったという。
本日のBGM
妹に送る唄(加川良)
氷のように微笑んで(今井美樹)
冬物語(天地真理)
ま、結果的には、その性癖が仇となって、
最後はパリで非業の死を遂げるんだが、
彼の作品やその数奇な人生が、
例えば森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介など、
世界中の文筆家に大きな影響を与えたことだけは、
紛れもない事実なんだとか。
ということで今日は、
そんな彼が遺した多くの名言の中から、
非常に味わい深いものを10点程ご紹介しよう。
「真面目さとは、軽薄な人間の唯一の避難所である」
「絶対的に非難できない唯一の嘘の形態は、
己自身のために嘘をつくことだ」
「魅力的であるより、永続的な収入がある方がよい」
「一貫性というものは、
想像力を欠いた人間の最後の拠り所である」
「男は愛する女の最初の男になる事を願い、
女は愛する男の最後の女になる事を願う」
「外見で人を判断しないのは愚か者である」
「青年は貞節であろうとして貞節でない。
老人は不貞であろうとして不貞になれない」
「夫婦愛というものは、互いが鼻についてから、
やっと湧き出て来るものだ」
「かっぱらうより物乞いする方が安全だが、
物乞いするよりかっぱらう方が遥かに気持ちいい」
「男は人生を早く知りすぎ、女は遅く知りすぎる」
ポチ「王子は最後の最後に幸福になるんだな」
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2 件のコメント:
わかるわかる わかる年齢になっちゃったなぁ
眞理子さん、毎度どうも。
先程は、天草にも霰が降りました。こんな日には熱燗でキューッと一杯やりたいところですが、生憎我が家には料理酒しか置いて無くて…。
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