世の中、万事キャッシュレスへと移行

若い頃より一貫して現金至上主義を掲げてきた小生だが、
遂に時代の波（即ちキャッシュレス）に飲み込まれることと相成ったので、
諸兄にもご報告。
実は先週、鬼嫁が洗濯物を届けに来てくれた時に、
現金の補充依頼をうっかり忘れ、
手元にはほんの数千円しか残らなくなってしまったのだ。

「入院しているくせに何でカネが要る？」
と思われるかも知れないが、一歩も外に出なくとも、
飲み物の購入やテレビカード代等々に結構カネが掛かるのである。
（4人部屋はテレビ視聴＝50円/時＝と冷蔵庫使用＝100円/日＝に、
カードを差し込まなければならず、一見大した金額には見えないが、
ドジャース戦やゴルフ、大相撲など週単位でみれば結構な金額になる）

Today's BGM

元気です（吉田拓郎）
あした（中島みゆき）
Here Comes Sun（The Beatles）

で、何がキャッシュレスなのかと言うと、飲み物の自販機。
いつぞや下の娘が、
「お父さん、Coke ONで10本買えば、1本無料になるよ」
と教えてくれたんだが、11階に置いてあるのはサントリーの自販機。
なのでCoke ON は使えないのだけれど、
よく見ると千円札を入れる所の横に、
こんなカード類が使えますよと幾つか例示してあるではないか。
正に渡りに船。

早速PayPayで支払おうとしたが、これがなかなか上手く行かない。
恐らく大方の入院患者（殆ど年寄り）は小生同様、何回か試した後、
首を捻りながらスゴスゴと部屋に帰って行った筈だ。
しかし、ここで諦めないのが小生の小生たる所以。
もう1つのプリペイドカードである「PASMO」を試してみたところ、
こちらは一発でOKが出た。
5千円近くの残高が表示されているので、
少なくとも飲み物に関しては、
退院まで何とか間に合いそうな気配となった次第である。

なお、20年ぶりの新紙幣発行（7/3）に伴い、
経費節約の観点から自販機やコインパーキング等々には確実に、
キャッシュレスの波が押し寄せるものとみられている。
もちろん、その際には年寄りにも解りやすいものにして貰わねば。

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