8/10/2021

より速く、より高く、より強く―共に


男子走り高跳びで決着より「共有」を選んだ、2人の金メダリスト。
ムタズエサ・バルシム(カタール)とジャンマルコ・タンベリ(イタリア)

走り高跳びや棒高跳びなど、
この手の競技で記録や試技(成功・失敗)内容が全く同じ場合、
普通はジャンプ・オフで雌雄を決する決まりなんだが、
国際大会で鎬(しのぎ)を削るなど、
日頃から仲の良かった2人が競技終了を審判に提案したところ、
これが認められ、金メダルを分かち合うことになったのだそう。
(ここ数年は2人ともケガで苦しい時期を過ごしていた。
つまり、五輪への出場も2m37の好記録達成も、
この2人にとって実はかなり至難の業だったというワケ)
Today's BGM
祭りのあと(吉田拓郎)
さよならの向う側(Ms.OOJA)
Just The Way You Are(Diana Krall)

メダルを齧っているのは河村たかしでは無く、
男子高飛び込み3位のトーマス・デーリー(英)。
編み物が得意な彼はゲイであることを公表している。

メダル順位10傑
順位 チーム 合計 メダル数
1 アメリカ合衆国 39 4133 113 1
2 中国 38 3218 88 2
3 日本 27 1417 58 5
4 英国 22 2122 65 4
5 ROC 20 2823 71 3
6 オーストラリア 17 722 46 6
7 オランダ 10 1214 36 9
8 フランス 10 1211 33 10
9 ドイツ 10 1116 37 8
10 イタリア 10 1020 40 7

因みに、前回の東京五輪(1964年)における日本のメダルは、
16・5・8の合計29個。
5年前のリオでは、12・8・21の合計41個だったので、
今回の躍進ぶり(日本勢の頑張り)が如何に凄いかが判る。

なお、JNNの世論調査によると、
8日に閉幕した東京オリンピックについて、
「開催して良かった」は25%、
「どちらかと言えば良かった」は36%で、
両方を合わせると61%。
「どちらかと言えば開催すべきで無かった」は24%、
「開催すべきで無かった」は14%だったそう。
(6月の調査では「中止すべき」が31%、「延期すべき」が24%)

一方、菅内閣の支持率は32.6%と、政権発足後最低を更新。
「支持できない」は9.2ポイント増え、63.5%。
国民のほぼ2/3からダメ出しを喰らう結果となった。

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