男子走り高跳びで決着より「共有」を選んだ、2人の金メダリスト。
ムタズエサ・バルシム(カタール)とジャンマルコ・タンベリ(イタリア)
走り高跳びや棒高跳びなど、
この手の競技で記録や試技(成功・失敗)内容が全く同じ場合、
普通はジャンプ・オフで雌雄を決する決まりなんだが、
国際大会で鎬(しのぎ)を削るなど、
日頃から仲の良かった2人が競技終了を審判に提案したところ、
これが認められ、金メダルを分かち合うことになったのだそう。
(ここ数年は2人ともケガで苦しい時期を過ごしていた。
つまり、五輪への出場も2m37の好記録達成も、
この2人にとって実はかなり至難の業だったというワケ)
祭りのあと(吉田拓郎)
Today's BGM
さよならの向う側(Ms.OOJA)
Just The Way You Are(Diana Krall)
メダルを齧っているのは河村たかしでは無く、
男子高飛び込み3位のトーマス・デーリー(英)。
編み物が得意な彼はゲイであることを公表している。
メダル順位10傑
順位 | チーム | 金 | 銀 | 銅 | 合計 | メダル数 |
1 | アメリカ合衆国 | 39 | 41 | 33 | 113 | 1 |
2 | 中国 | 38 | 32 | 18 | 88 | 2 |
3 | 日本 | 27 | 14 | 17 | 58 | 5 |
4 | 英国 | 22 | 21 | 22 | 65 | 4 |
5 | ROC | 20 | 28 | 23 | 71 | 3 |
6 | オーストラリア | 17 | 7 | 22 | 46 | 6 |
7 | オランダ | 10 | 12 | 14 | 36 | 9 |
8 | フランス | 10 | 12 | 11 | 33 | 10 |
9 | ドイツ | 10 | 11 | 16 | 37 | 8 |
10 | イタリア | 10 | 10 | 20 | 40 | 7 |
因みに、前回の東京五輪(1964年)における日本のメダルは、
16・5・8の合計29個。
5年前のリオでは、12・8・21の合計41個だったので、
今回の躍進ぶり(日本勢の頑張り)が如何に凄いかが判る。
なお、JNNの世論調査によると、
8日に閉幕した東京オリンピックについて、
「開催して良かった」は25%、
「どちらかと言えば良かった」は36%で、
両方を合わせると61%。
「どちらかと言えば開催すべきで無かった」は24%、
「開催すべきで無かった」は14%だったそう。
(6月の調査では「中止すべき」が31%、「延期すべき」が24%)
一方、菅内閣の支持率は32.6%と、政権発足後最低を更新。
「支持できない」は9.2ポイント増え、63.5%。
国民のほぼ2/3からダメ出しを喰らう結果となった。
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