
今日は「鏡開き」。
神仏に供えた餅を下げ、汁粉や雑煮、
かき餅等にして食す日本の年中行事である。
刃物で餅を切るのは切腹を連想させるので、
木槌や手で割るのが正式な作法とされているが、
切る・割るは縁起が良くないため「開く」を用いるのだそう。
「鏡」は円満、「開く」は末広がりの意。
ということで、全国ご当地雑煮ランキングで以前1位を獲得したという、
福岡は筑前朝倉の「蒸し雑煮」をご紹介しておこう。
Today's BGM
春を待つ手紙(吉田拓郎)
荒涼(ハイファイセット)
Holidays(Michel Polnareff)

2個入税込343円のチルドは福岡県下のエフコープにて購入可能とのこと
ご覧の通り、ぱっと見はただの茶碗蒸しなんだが、
餅が茶碗の底にくっつかぬよう、
一番下に薄切りの大根を1枚敷いてあるのがポイントで、
出来上がりは正しく「雑煮+出汁多めの茶碗蒸し」。
茶碗蒸しは元々中国から長崎に伝わった料理で、
幕府より長崎警護を任されていた秋月藩が、
製法を地元(現在の朝倉市)に持ち帰り広めたとのこと。
因みに秋月藩は、
福岡藩初代藩主黒田長政の三男長興が元和9(1623)年、
福岡藩より5万石を分知されて立藩したものなんだが、
その4代藩主長貞の息女・春姫の次男こそは、
出羽国米沢藩の財政再建に取り組んだ名君で、
また「為せばなる、為さねばならぬ何事も」の名言でも知られ、
さらにジョン・F・ケネディをして日本で最も尊敬する人物と言わしめた、
あの上杉鷹山、その人なのである。
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