
箱根の往路を制したのはご承知の通り、
"四強"と目されていた青学でも東海・駒澤・明治でも無く、
シード校とは言え出場僅か4回目、
大半が恐らくレースに出ることすら忘れていた創価。
つまり誰も予想だにしなかった学校の、まさかの初優勝となった訳だが、
「なあに帰りも100kmの長丁場。
初日に大きく出遅れた青学・明治は無理としても、
首位と3分以内の好位置に付けている東洋・駒澤、
或いは前々回覇者の東海辺りが期待に応え、
きっと逆転してくれることだろう。
新参校が易々と勝利できるほど箱根は甘くないのだ」
と高を括った小生同様、
諸兄も安心して居られたのでは?
ところが蓋を開ければ、ぎっちょんちょん。
一旦は6区の山下りで差を詰めるも、
創価ランナーの恐るべき無欲の快走もあって、
2位・駒澤のアンカーに襷が渡った鶴見中継所では、
常識的に逆転不可能、
且つスタート前より逆に1分以上も差が開いた、およそ3分半。
「最早これ迄か」
負けを悟った小生は「もしもの時は呼びに来て」と、
口にこそ出さなかったが鬼嫁に対してそう念じ、
自室に籠った。
Today's BGM
今日までそして明日から(吉田拓郎)
なごり雪(松浦亜弥)
Your Song(Elton John)

それから数十分後。生来の慌て者の鬼嫁がけたたましく、
「お父さん、お父さん、あと3kmで20秒差。
創価のスピードがいつまっでん上がりきらんけん、
もう直ぐ駒澤が逆転すっとバイ。早よう観に来なっせ」
正直耳を疑った。
鬼嫁に軽く投じた筈の小生の念力が、
まさか創価のアンカー・小野寺にまで届いていたとは!
(誠に申し訳なく存ずるが、彼は区間最下位の大ブレーキとなった。
因みに拙宅の菩提寺は浄土真宗東本願寺派。曹洞宗では無い)
なお上位チームの最終結果(総合順位)は、次の通り。
01位:駒澤大学 10:56:04
02位:創価大学 10:56:56
03位:東洋大学 11:00:56
04位:青山学院大学 11:01:16
05位:東海大学 11:02:44
06位:早稲田大学 11:03:59
07位:順天堂大学 11:04:03
08位:帝京大学 11:04:08
09位:國學院大學 11:04:22
10位:東京国際大学 11:05:49
以上シード
11位:明治大学 11:06:15
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