先週の日曜日8/12から16日にかけて、
15、16、17、18、19号と史上初めて5日連続で台風が発生し、
さらに中1日挟んで18日には20号が発生。
先行する19号の後を追いかけるように今後、
日本へ近付いてくるものと見られている。
それにしても、今年は台風の発生が異常なまでに多いのでは？
実は、台風20号の発生がこれまでで最も早かったのは、
今から半世紀近く前の1971（昭和46）年8月8日。
横綱・大鵬が最後（32回目）の優勝を果たし、
マクドナルドが日本1号店を銀座三越脇にオープンさせ、
新宿副都心の超高層ビル第1号・京王プラザホテルが開業、
森永製菓が小枝を、
日清食品がカップヌードルを夫々発売するなどした年の出来事で、
今年はそれと比較すると10日も遅い発生であるため、
「何だ、全然大したこと無いじゃないか」と仰る方は多いかと存ずるが、
昨日の20号は統計史上2番目の早さなのである。
Today's BGM
君の詩（ビリー・バンバン）
KAIHINホテル（相曽晴日）
かもめが翔んだ日（徳永英明）
さて、昨日の敵は今日の友と言うが、
今夏、日本に災害級の猛暑を齎した太平洋高気圧が、
洋上の2つの台風の影響を受け、さらに活発化。
その所為で、当初は九州西岸を掠める、
天草にとっては最悪のコースを辿るかも知れないとの見方があった、
中心気圧955hPa、最大風速40m/s、最大瞬間風速60m/sの強い台風19号は、
さらに勢力を強めながらも高気圧に押し出される格好で、
予想進路が200kmほど西にズレてしまう可能性が浮上してきたとのこと。
そうなれば天草は固より、九州の他の地域の人にとっても、
実に歓迎すべき事態となる訳だが、
高気圧の張り出しが予想よりも弱まれば、
自ずと九州の危険度はアップすることになるので、
今後の情報には十分な注意が必要だし、
昨今の気象庁の注意喚起は聊か大袈裟傾向にあるとは言え、
万一への備えも当然怠ってはなるまい。
19号と20号 ダブル台風は日本列島に接近へ（Weather News）
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