6/25/2018

松葉牡丹とポーチュラカ


松葉牡丹

葉っぱの形は違うけれど似たような花が咲く、
松葉牡丹とポーチュラカ。
きっと遠い親戚なんだろう位に思っていたら、
何れもナデシコ目スベリヒユ科スベリヒユ属の超近縁種。
学名は、松葉牡丹がポーチュラカ・グランディフローラで、
ポーチュラカ(和名:花滑莧=ハナスベリヒユ)がポーチュラカ・オラレシア。
4~5月にかけてホームセンターに4株1パック、
300円前後の安い苗が出ていたので、
松葉牡丹2P(白・黄各1P)と、
ポーチュラカ6P(白・黄・橙各2P)を購入、庭に植えてみた。

実は、松葉牡丹は人生初、
ポーチュラカは何年も前から植えているのだが、
両方の一番の違いは、
松葉牡丹の方が午後もずっと咲き続けている所と、
大抵花びらが八重だということ。
また、名前が漢字表記の松葉牡丹は、
もっと和風な感じなのかと思えば然に非ず。
洋風の庭でも和洋折衷でも全然バッチリなのだ。
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ポーチュラカ(摘心していないので、花が疎ら)

さらに、両方とも霜には弱いものの、
暑さや乾燥、西日に滅法強く、
例え数日間、水をやり忘れたとしても命には別状なし。
もちろん多肉なので過湿はあまり好まないが、
3~4日程度の普通の長雨であれば、
カランコエみたいに気にする必要は全く無く、
おまけに肥料も殆ど食わない(緩効性を少々)。

しかも、茹でて辛子醤油和えにしたり、
生、若しくは炒めてサラダにしたりなど、
万一の際は食料にも成り得る(スベリヒユの類は大抵OKらしい)し、
松葉牡丹の代表的な花言葉は「無邪気」、
ポーチュラカのそれは「いつも元気」である。
へそ曲がりな方や健康に肖りたいと思う方は是非。

なお、何れの花も茎を5cmほどの長さに切り、
直接土に挿すか、
発根するまで水に浸してから挿せば幾らでも増やせるので、
一遍に苗を沢山買わずとも最低一色一株あれば良いとのこと。
(挿し芽は特に暑い時期がオススメらしい)
また、摘心により親の花数も増えるため正に一石二鳥なり。

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