期限までに申告を終えなかった者には天罰が… その3

「教育」「勤労」「納税」。
ご承知の通りこれらは、国民の三大義務。
日本国憲法の26・27・30条にそう謳ってある。

故に、義務をしっかり果たさない者には、
当然ペナルティが与えられる訳だが、
中でも「納税」は国家運営の基盤であり、
公務員や天下り、政治家らにとっては、
これが無ければ正におまんまの食い上げとなってしまうのだから、
納税期限を仮に1日でも過ぎた日には、
羊のような顔をした役人から、
理由すら訊かずに加算税5%が課せられる。
（柔らしい声で情け容赦なく切符を切る、白バイ隊員と同じ）

Today's BGM
青空（ふきのとう）
花と小父さん（森山良子）

つまり、所得税+復興税の合計が124,500円の小生には、
+6,200円余り。
とてもじゃないが、鬼嫁には絶対言えない金額だ。
すると、たじろぐ小生に、
どや顔の役人から、さらに追い打ちが掛かる。

「本税は今日中に払って貰っていいですか？
そうして戴くと延滞税は掛からないので」
「元々引き落としは4月下旬の筈でしょ。
たった1日遅れただけで加算税5%も取って、
さらに延滞税まで取る気ですか？」
「4月というのは振替納税する方の言わば特典みたいなもので、
本来3/15が所得税納税の期限なんです。
それと、加算税の分は後日、
納付書が送られてきますので、届いたらどうぞ宜しく」
ぐうの音も出ないとは正にこのことだ。