10/24/2016

新天草八十八か所霊場巡り



「弘法も筆の誤り」の弘法大師(空海)は、
ご承知の通り真言宗の開祖。
従って、「お大師さん」に手を合わせるのは真言密教の信徒らに限られ、
他の宗派の人は絶対拝んだりしないと、
小生てっきりそう思っていた。

実は、天草には「大師堂」という、
弘法大師を祀ってある場所が矢鱈と多い。
それは、もしかすると天草で一番古いお寺が、
941(天慶4)年に創建された、
染岳観音院という真言宗(現在は曹洞宗)の寺院であることと、
少しは関係あるのかも知れないが、
「大師堂」以外の例えば曹洞宗や浄土宗、浄土真宗のお寺でも、
「お大師さん」を併祀してあるというから驚きだ。
Today's BGM
ただ僕がかわった(福山雅治)
たしかなこと(絢香)


さて、「八十八か所巡り」と言えば、ご存じの通り四国が本場。
但し、四国八十八か所のお遍路は病気や悩み、
苦しみから逃れるため仏に救いを求めんとする祈願の遍路で、
新天草八十八か所の遍路は、
我々が日々恙(つつが)無く生かされていることを感謝するための巡礼、
なのだそう。

新天草八十八か所霊場巡り(pdf p.15~18)
真言宗本山・東寺のお墨付き

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