8/07/2016

十種競技の勝者は「キング・オブ・アスリート」



1日5種目ずつ2日間で10種目を行なう陸上の「十種競技」は、
100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400mを1日目に、
110mH、円盤投、棒高跳、やり投、1500mを2日目に、
夫々この順番でこなし、各種目の記録を点数に換算して競う競技。

1種目ごとに順位が入れ替わるため、観ている方は面白いに決まっているが、
高得点を狙って本気でやる方は堪ったものでは無く、
短・中距離だろうと跳躍・投擲だろうと何でもござれで、
しかもスピードとパワーだけでなく、
柔軟性やバランス感覚に瞬発力、
さらに持久力、精神力までハイレベルで兼ね備えた、
正に「超人」と呼ぶべきオールラウンドプレーヤーしか立ち向かえない、
物凄く過酷な競技なのだ。
Today's BGM
線香花火(さだまさし)
さよならの街角(五輪真弓)


因みに、日本における十種競技の第一人者は、
8,308点の日本記録保持者で、
リオの入場行進では旗手を務めた右代啓祐(29)。
右代が2014年、日本人初の8,000点をマークした結果、
それまで1,000点以上あった世界との差は、約700点にまで縮まったそう。

なお、現在の世界記録は9,045点。
米国のアシュトン・イートン(28=写真下)が昨年、14年ぶりに更新した。
ところで諸兄は、右代が約2か月前の練習中に左手親指を骨折、
左膝を6針縫う全治3か月の大けがを負っていたことを?
右代、奇跡の復活!(スポーツ報知)
喜びかみしめ、折れた左手で日の丸高々(日刊スポーツ)

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