8/10/2016

作法も一番簡潔でアバウトな、浄土真宗



拙宅の菩提寺「延慶寺」は、
「兜梅伝説」で知られる浄土真宗のお寺で、
確か平安高校や龍谷大学とは別の方(東本願寺派)。

と言っても、別に好きで真宗寺の檀家になった訳では無く、
50年ほど前、祖父が脳溢血で他界した際に、
延慶寺と懇意にしていた親戚の誰か(多分、祖父の妹婿)が偶々、
「枕経を上げてくれ」みたいな連絡を取ったのが、
彼の寺との付き合いの始まり。
つまり、その時、頼んだお寺次第では、
当家が曹洞宗や浄土宗、
或いは真言密教の門徒になっていた可能性も十分あるという訳だ。
Today's BGM
幸せな結末(大滝詠一)
ロビンソン(森恵)


さて、祖父が逝って僅か9年後には父も、これまた脳溢血で倒れ、
未亡人ら(つまり小生の祖母と母)は、
「本渡一、気性が荒い」と言われた親子の鎮魂のため、
夫々の家に新たに仏壇を設置。
毎日、ご先祖に手を合わせるようになったのだが、
その2人もやがて帰らぬ人となり、
当家が元々信心には全く縁のない家風・家柄だったということもあって、
少なくとも我が家では、花や水を替えるどころか誰一人、
線香すら上げなくなってしまったという訳なのだ。

しかし、それでも罰(ばち)が当たらないのが、
(浄土)真宗のいいところ。
宗旨替えを模索している方は、是非ご検討を。

「自己愛」広がる現代に / 鎌倉・月読寺の小池住職(カナロコ)
Q&A(浄土真宗東本願寺派)

0 件のコメント: