策士、策に溺れる：松山よ、今一度初心に返るべし！

日本人で唯一人、決勝に進んだ、
松山の全英オープン3日目。
2日目の内容が凄く良かっただけに、
期待して観ていた人も多かったと存ずるが、
残念ながらトップとの差を4から5に1つ広げられ、
順位も8つ落としてしまった。

原因は、パターの不調。これに尽きる。
強さも然ることながら、
ラインが全く読めていない。
2日目に良く入ったのは、偶々2人の内側に付いて、
彼らのパッティングを参考に出来たからで、
自分で読み切って入れた感じは、
殆どと言っていい程しなかった。

Today's BGM
虹のつづき / 広沢タダシ
プレイバック Part 2 / 辛島美登里
Love Potion No.９ / The Searchers
The Very Thought of You / Wynton Marsalis

それと、もう1つ。
松山は、全てのホールでバーディを取ろうとでも思っているのか、
トップタイに並んだアマチュアのポール･ダン（22）に比べ、
小細工し過ぎ。
その顕著な例が、14番のアプローチ･ショットと、
17番のセカンド･ショットだ。
何れも、ベタピンを狙う場面では無かった筈なのに、
松山はリスキーな方法をチョイス。
結果はご存じの通り、両方とも裏目に出た。



もちろん己を信じることは必要だが、
決して技に溺れず、
真摯且つ直向に、取れるホールを取りに行く。
それが難コース攻略の鉄則であろうと、
偶に100叩くこともある、田舎のド素人は思うのだ。
因みに、放送は今夜0:15から。
リーダーボード（THE OPEN）

ポチ「本人も渋い顔していたから、分かっているんぢゃ？」

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