そろそろ熱燗の美味しい季節。
丁度実りの秋で、肴も豊富にあり、
上戸(酒好き)には一番堪らない時期と言えそうだが、
呑むと必ず管を巻く人、
凄くシツコクなる人、
泣き出す人、
目が座り、人が変わったかのように高飛車になる人、
喧嘩っ早くなる人、
辺り構わず喚(わめ)き散らす人、
へべれけになるまで呑まないと気が済まない人、
といった酒癖の悪い人にだけは正直、
呑むのを控えて戴きたいと、
衷心より願って已まない次第である。
もちろん、色香を迸(ほとばし)らせたり、
助兵衛になったりする女性は小生、大歓迎だが…。
本日のBGMということで、
各駅停車 / 猫
Love Squall / 中納良恵
Every Breath You Take / The Police
Autumn Leaves / Paula Cole
今日は酒に纏わる古典落語を一席お聴き戴こう。
三代目古今亭志ん朝のお父上で、
女優・池波志乃の爺さんにも当たる名人・五代目志ん生。
演目は、お馴染み「親子酒」だ。
なお、小生の知る限りに於いて酒乱、
即ち、九州で言うところの「酔狂を回す」人は、
押し並べて「普段は凄く大人しい人」。
小生のように、つい余計なことまで喋ってしまって、
後で後悔するようなタイプの中には、
酒癖の悪いヤツは、そうはいない。
しかも、タチが悪いと言うか、
ある意味、可哀想と言うか、
彼らには、酒の力を借りて豹変しておきながら、
自分が仕出かした不始末を「全く覚えていない」などと、
酒の所為にしたがる傾向が強く見られる。
実際はある程度、自覚しているクセにだ。
ま、酒に呑まれたくなる気持ちも、分からなくは無いのだが…。
ポチ「吐き出せず、内に溜め込んでしまうタイプだな」
あなたへ
猫
ソニー
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