日本人たる者、乾杯は「日本酒」ですべし！

今日9/9は、「重陽の節句」（本来は旧暦）。
奇数は陽の数であり、
陽数の極である9が重なることから「重陽」と呼ばれる。
故に大変めでたい日とされ、
邪気を払い長寿を願って菊の花を飾ったり、
菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わすなどして祝うのだとか。

実は、九州北部には秋祭りのことを「くんち」と呼ぶ所が多く、
その謂れとして最も有力なのが、
この重陽の9日説（9/9だけでなく、9/19、9/29も）。
その証拠に現在でも、
長崎くんち（新暦10/9）、唐津くんち（同10/29）など、
9の付く日に実施されている所が少なからずある。

本日のBGM
陽炎（村下孝蔵）
蕎麦屋（中島みゆき）
Where Have All The Flowers Gone（Joan Baez）
Left Alone（Mal Waldron）

さて、宴会の始まりは取り敢えずビールで乾杯、
と仰る方が多いかと存ずるが、
学習院の院長や歌舞伎の市川團十郎、
日本相撲協会の北の海理事長、
医者で随筆家の齋藤茂太氏らが中心となって、
2004（平成16）年にスタートさせた、
「日本酒で乾杯推進会議」では、
その名の通り日本酒で乾杯することを勧めている。



理由は、
「ニッポン人には日本が足りない」といわれる近年、
日本酒で乾杯することによって、
日本文化や伝統が持つ素晴らしさを
多くの方々に見つめなおして戴きたいと願うから。
また、乾杯のスピーチで、
日本人が日本の神仏に対して、
例えば繁栄や豊穣、多幸等を「祈念」するのであれば、
当然日本酒で乾杯するのが筋だからだそう。

ポチ「一理ある話だな」

GOLDEN☆BEST

村下孝蔵
ソニー・ミュージックダイレクト
17%OFF
by amazon.co.jp