9月9日、九重"夢"温泉郷「無料入浴の日」

大分県九重（ここのえ）町にある、
湯坪、筋湯、長者原など9つの温泉郷では以前、
毎年9月9日を「九重九湯の日」として、
キャンペーンに協賛する町内の温泉施設を無料開放していた。

ま、無料開放自体は現在も継続されており、
指定時間内（基本12～16時）であれば、
幾らでも好きなだけ温泉に入れるので、
「夏の疲れが溜まっている」と仰る方は、
是非とも体と心を癒しに出掛けて欲しいと願うところだが、
08年よりキャンペーンの名称が変更され、
さらに協賛施設の数も増えているようなので、
ご紹介しておく。
新名称は「九重"夢"温泉郷 無料入浴の日」。
協賛施設一覧は、こちらである。

本日のBGM
茜草（永井龍雲）
忘れないわ（ハイ・ファイ・セット）
Tight Rope（Leon Russell）
Love Is Blindness（Cassandra Wilson）

名称が変更されたのは、
06年に完成した「九重"夢"大吊橋」という、
高さ・長さとも日本一の歩行者専用吊り橋が、
年間目標来場者数30万人を僅か24日で達成するなど、
予想を遥かに上回る大人気となり、
「橋とセットで売り出そう」との考えに至ったから。
また、九重に合わせて「九湯」としていたものの、
町内には元々それ以上の温泉郷が存在していたからでもある。



因みに、九重（くじゅう）山・九重連山とは、
九重（ここのえ）町から竹田市にかけて広がる火山群の総称で、
九重山という単独の山が存在している訳では無いのだが、
その中心を成すのは久住（くじゅう）山という、
かつて九州本土最高峰と言われていた標高1,786mの山である。
現最高峰は、同じく九重山を形成する中岳（1,791m）。

なお、大分・熊本両県に跨るこの一帯は、
「阿蘇くじゅう国立公園」に指定されている。
"くじゅう"を敢えて平仮名にしたのは無論、混乱を避けるためだ。

ポチ「これに九重親方が入ったら、話が益々ややこしくなるな」

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