5/09/2014

カザフスタンやウズベキスタンの「スタン」って、何?



モンゴルの西、中国の北西に位置する、
カザフスタンという国をご存じであろうか?

日本では、きっと「ソ連崩壊後に独立した小国」
位にしか思っていない人が多いかと存ずるが、
人口こそ約1,700万人(世界61位)と少ないものの、
面積は日本の何と7倍強(世界9位)、
世界最大の内陸国と言われていて、
クロムやウラン、亜鉛、硫黄、マンガン、石炭など、
採掘量が世界の10位以内に入る鉱物資源を10も持つ、
物凄い地下資源大国なのである。
本日のBGM
愛ノ詩(absorb)
お大事に(稲葉喜美子)
異邦人(徳永英明)
明日への賛歌(alan)
さて、中央アジアには、
カザフスタンの他にもウズベキスタン、
キルギス(旧キルギスタン)、
タジキスタン、トルクメニスタン、
アフガニスタンなど、
何々スタンという国が多い。
このスタンは「何々人の国」を意味するペルシャ語で、
カザフ人の国だからカザフスタン、
タジク人の国だからタジキスタンとなるらしい。

しかし今年2月、カザフスタンの大統領は、
「周りが似たような名前の国ばかりで、
面白くも何とも無い」として国名を変更、
周辺の国々との差別化を図る考えを示した。
新国名(候補)は、カザフエリ。
ペルシャ語からカザフ語に変わっただけで、
意味は同じだそう。

ポチ「パキスタンだけは例外らしいな」

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