5/18/2014

会津に代々伝わる、「什の掟」



江戸時代、諸藩には「藩校」という、
藩士の子弟を教育するための学校があった。
その中には、200年以上も歴史が続く、
地域有数の名門校が少なくない。
例えば、福岡藩の修猷館(現修猷館高校)、
熊本藩の時習館(現濟々黌、熊本高校)、
薩摩藩の造士館(現鶴丸、甲南高校)等々だ。

今日は、そんな藩校の一つで、
頑固・勇敢・道理・仁徳がウリ、
会津藩の日新館(現会津高校)に代々伝わる、
「什の掟(じゅうのおきて)」をご紹介しておく。
心して、読まれよ。
本日のBGM
西行き列車(ガロ)
サヨナラ サヨナラ(竹仲絵里)
蒼い月(増田俊郎)
遠い窓 近い窓(EPO)
什の掟
一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふ事はなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです

「八重の桜」をご覧になった方に最早、
余計な説明は不要だと思うので、
省略させて戴く。
ご覧にならなかった方は、こちらを参照されたし。

ポチ「見ていなくても分かるな、多分」

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