江戸時代、諸藩には「藩校」という、
藩士の子弟を教育するための学校があった。
その中には、200年以上も歴史が続く、
地域有数の名門校が少なくない。
例えば、福岡藩の修猷館(現修猷館高校)、
熊本藩の時習館(現濟々黌、熊本高校)、
薩摩藩の造士館(現鶴丸、甲南高校)等々だ。
今日は、そんな藩校の一つで、
頑固・勇敢・道理・仁徳がウリ、
会津藩の日新館(現会津高校)に代々伝わる、
「什の掟(じゅうのおきて)」をご紹介しておく。
心して、読まれよ。
本日のBGM什の掟
西行き列車(ガロ)
サヨナラ サヨナラ(竹仲絵里)
蒼い月(増田俊郎)
遠い窓 近い窓(EPO)
一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふ事はなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです
「八重の桜」をご覧になった方に最早、
余計な説明は不要だと思うので、
省略させて戴く。
ご覧にならなかった方は、こちらを参照されたし。
ポチ「見ていなくても分かるな、多分」
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