1/20/2023

地震の話(備えあれば憂い無し)



2011年3月に起きた東日本大震災に次いで、
史上2番目に多い犠牲者を出した、
95年1月の阪神・淡路大震災から今年で28年。
この震災が起きた頃、小生は未だ弱冠38歳の若造だったんだから、
正に光陰矢の如しと改めて思うところだが、
「この程度の地震は日本中、
いつ・どこで起きても全く不思議では無いので、
国民各位に於かれては、くれぐれも用心されたし」
などと研究者が当時、テレビで宣(のたま)わっていた。

世界中のM6.0以上の地震の2割が起きている、
地震大国ならではの発想なんだろうが、
震度7を計測した地震は、この2つの大地震の他にこれまで、
04年10月の新潟県中越地震、
16年4月の熊本地震(2回記録)、
18年9月の北海道胆振東部地震の計6回。
無論、用心に越したことは無い訳だが、
いつ・どこで起きるか、全く見当も付かないものに、
果たしてどう備えれば良いと言うのであろうか?
Today's BGM
真冬の帰り道(ザ・ランチャーズ)
揺れる想い(ZARD)
Hey Paula(Paul & Paula)


実は、目安の1つに挙げられているのが、
政府の地震本部が出している30年以内の地震発生確率。
ま、熊本地震が起きる前、
0~0.9%で「やや高い」のAランクだったと言うから、
「もしかすると、お宅の庭には柿の木がござらぬか?
えっ無い?、それは大いに結構!」
(あればあったで、それが災いの元だと指摘する)のインチキ占い師同様、
あまりアテには出来ないのかも知れないが、
3%以上で「高い」のSランクに該当する活断層が現在全国に31か所。
うち4つは九州にある。

福智山断層帯(北九州市若松区~田川市)
警固断層帯(志賀島南方沖~筑紫野市)
雲仙断層帯(島原市~長崎市)
日奈久断層帯(宇城市~芦北町~八代海)
断層近くにお住まいの方は固より、
この辺りは地盤が強固だから比較的安心と仰る方も、
一応頭の隅にでも。

「活断層の地震に備える」(気象庁)

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