1/08/2021

「丑」の話



「丑」とは、十二支の2番目を意味する文字で、
音読みは「ちゅう」。
後に覚え易くするために動物の「牛」が充てられたのだそう。

つまり、十二支に元々動物の意味があった訳では無く、
言わば便宜上「子」を「鼠」、「丑」を「牛」、「寅」を「虎」などとしたもの。
なので今日、我々が絵馬や年賀状、
占い等々にモチーフとして動物を登場させたり、
「今年は年男でござる」などと言ったりするのは、
聊か馬鹿げているような気がしなくも無いが、
千数百年も前から伝わる歴史的文化なので、
少しも恥じる必要は無いのである。

因みに、十二支に動物を充てることは日本や中国だけでなく、
アジア全域や東欧、ロシアでもやっているとのこと。
Today's BGM
さようなら(NSP)
早春物語(原田知世)
A Hazy Shade of Winter(Simon & Garfunkel)


さて、ご承知の通り江戸時代までは時刻を十二支で表していた。
子の刻は午前0時を中心とする2時間(つまり11時から午前1時まで)、
丑の刻は午前2時を中心とする2時間(同1時から3時まで)であるため、
「草木も眠る丑三つ時」は丑の刻を4つに分けた3つ目、
即ち午前2時から2時半までの間ということになる。
(1周24時間の時計をイメージされたし)

また、方角にも十二支が充てられており、
北は子、東は卯、南は午、西は酉(こちらは12等分)。
今年(令和3年)の恵方は巳午の間だそうなので、
節分の2月2日には「南南東より僅かに南」を向いて齧るべし!とのこと。

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