かつて「激震」と呼ばれた震度7の地震は、
これまでに4回発生している。
最初は95年1月に起き、死者・行方不明者6,437人を出した、
兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)。
「えっ、関東大震災じゃ無かったのか?」
と仰る方もおられるだろうが、
実は震度7が設けられたのは戦後(昭和24年)のこと。
それまでは震度6(烈震)が最大の揺れと認識されていたのだ。
因みに、2度目の7は新潟県中越地震(04年10月)、
3度目は5年前の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)。
Today's BGMそして今回(4/14)、4度目の7が熊本を突然襲い、
積荷のない船(井上陽水)
花のように(ベッツィ&クリス)
「大地震なんて多分起きないだろう」と安易に考えていた多くの県民を、
正に恐怖のどん底に突き落とす結果と相成った次第だが、
忘れた頃にやってくるからこそ「天災」なんだし、
そもそも自然の猛威をヒトの物差しで測ろうとすること自体、
極めてナンセンスな話だ。
なお、今日未明に起きたM7.3の地震(熊本地震の本震)は、
震度こそ7に届かなかったものの、
14日のそれ(前震)の16倍ものエネルギーを放出。
ここ天草にも、初めて震度6弱の恐怖を味わわせてくれた。
長生きは、してみるもんだ。
ポチ「阪神・淡路クラスは、いつ何処で起きても全く不思議じゃないらしいからな」
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