

2006年に欧州、その翌年に国内で発売を開始した、
パイロットの所謂「消せるボールペン」、フリクションボール。
「消したいのであれば、最初から鉛筆を使えばいい」
「ボールペンは書き味に拘りたい」
と思っている小生には、
こんな愚にも付かない商品が世界で10億本も売れるなんて、
全く予想だにしていなかったのだが、
よくよく考えてみると、確かに鉛筆よりかは濃く書けるし、
消す際に一切消しクズも出ないので、
手帳やスケジュール帳などに使うには持って来い、なのかも知れない。
しかしだ。
Today's BGM書き直しの痕跡が残らず、筆跡の違いも無いため、
ドアを開けたら / 菅原進
卒業写真 / 山本潤子
Let It Be / The Beatles
This Can't be Love / Jean Luc Ponty & Stephane Grappelli
一見しただけでは普通のボールペンとの見分けが付き難いという、
このボールペンの最大の特長を悪用した、
例えば、車検合格後に申請書の車体番号を別のクルマに書き換え、
不正に車検証を取得(板金業者)、
材料の請求金額を水増しし、数千万円を着服(給食協会職員)、
一旦上司の決裁を受けた後に勤務表を書き換え、
時間外手当を不正受給(消防本部主任)、
容疑者の署名押印後に調書を改竄(巡査部長)、
といった事件は過去に何度も起きているそうなので、
此れ此れ斯ういうものには使ってはならぬとの注意書きや、
ユーザーのモラルに委ねるだけでは、やはり不十分。
試しに擦ってみる以外の何か画期的な判別方法が絶対必要であろう。

ま、書いたものは消せたとしても、
過去や記憶・心(後ろめたさ)までは消せない訳だし、
因果応報、自業自得、悪銭身につかずとも言うので、
然程、心配は要らないような気もするが…。
なお、後発の三菱ファントムはユーザー評価がイマイチ。
無印の「こすって消せるボールペン」は、
歴としたパイロット製(OEM)である。
ポチ「仮にバレなくても、お天道様が全てお見通しだからな」
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