12/13/2014

あれほど頑なに否認していた女が突然、「私がやりました」



いや正直、驚いた。
財産目当てで夫に毒を盛り、
殺害したとして逮捕されてからも、
あの和歌山の毒入りカレー事件の犯人みたいに、
ずっと容疑を否認し続けていた女が、
良心の呵責に耐え兼ねたのか、
起訴直前になって急に、
「私がやりました」と自白したそうな。

容疑者の名は、筧(かけひ)千佐子。
本来「かけい」と改めるべきところを、
何らかの理由により、
旧仮名遣いのまま「かけひ」としたのであろう、
位に思っていたのだが、
筧という字には「かけひ」の読み方があると知り、
小生2度びっくり。
本日のBGM
ANAK / 杉田二郎
一千一秒 / 熊木杏里
Only You / Ringo Starr
Don't It Make My Brown Eyes Blue / Laura Fygi
物の本によると、
そもそも筧(かけい)とは、
地上にかけ渡して水を導く、竹や木の樋(とい)のことで、
「かけひ」とも読み、「懸樋」とも書くのだそう。
筧が誕生したのは平安時代末期と見られており、
茶の湯の発達に伴って、
蹲踞(つくばい)に仕掛けて水を落とす方法が、
さらに好まれるようになったという。



因みに、蹲踞(つくばい)とは、
人が茶室に入る前に手を清めたり、
口を漱(すす)いだりするために置かれたもののことで、
背の低い手水鉢に役石等が添えられており、
俗世間と神聖な空間とを区切る、
結界の役割をも併せ持つ。
名前の由来は、手を洗う際に蹲(つくば)う、
即ち、平伏する姿勢になることから。
なお、蹲踞と書いて「そんきょ」とも読む。

ポチ「相撲や剣道の礼の姿だな」

生きているがゆえ

熊木杏里
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by amzon.co.jp

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