知る人ぞ知る、
パリ在住の洋画家・若山茂。
彼は天草高校の2級先輩で、
美人画のイラストで知られる、
あの鶴田一郎さんとも同級生の間柄だ。
中山口にある実家(延命寺という曹洞宗の庵)も、
拙宅とは直線で約300ヤード。
飛ばし屋のN君なら、
会心の当たりをすればドライバーで届く程の距離だ。
しかしながら小生、
この先輩とは一度も話をしたことが無い。
と言うか、この特徴的な顔に正直、
見覚えすら無いのである。
本日のBGMま、裏を返せば、それだけ先輩が地味で、
遠い旅 / 下田逸郎
forever / 岡村孝子
Ob-La-Di, Ob-La-Da / The Beatles
放課後の音楽室 / GONTITI
目立たない存在だったということ。
聞くところに依れば、その素朴で慈愛に満ちた人間性は、
40年以上経った今でも全く失われていないらしいが…。
実は、若山さんが本格的に油彩を始めたのは、
高校の美術部に入ってからで、
明治大学を卒業後、25歳で渡仏。
以来、パリを拠点に活動を続けているそうだが、
冬になると毎年、必ず帰国し、
故郷・天草で絵を描いたり、
寺の掃除や手入れをしたり、
鶴屋他で個展を開いたり。
因みに、セーヌ川を描いたと思しき、
この美しい絵は今年、
パリで開催された展覧会のポスターに使用されたもの。
先日、彼と懇意にしておられる方から、
絵ハガキ大の写真を譲って戴いた。
もちろん、無償でだ。
なお、もっと絵を見たいと仰る方は、
フランスの画廊のサイトに沢山載せてあるので、
是非ともアクセスされたし。
ポチ「いい絵だな。多分、平民には手が出ないだろうけど」
オールタイム・ベスト
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2 件のコメント:
おはようございます。なんだか、暖かい冬ですね。
若山先輩は美術部で私たちが1年生の時の部長でしたので、思い出いっぱいです。デッサンの7割仕上げてとき、構図や基本の比率が狂っていると、容赦なく、はたきで全部消されていました。もちろん丁寧に指導していただきました。すごく面白いユーモアたっぷりで、笑わされてばかりでした。部活のはじまりに校歌を並んで歌わされて、大きな声でしっかり歌わないと絵筆を持たせてもらえませんでした。うさぎ跳びやダッシュもありました。キャンプには卒業後も毎年参加してにぎやかでした。成功後はフランスから2年に1回ご両親に会いに帰省されていましたので、ゆこちゃんたちと時々お会いしました。私は、数年前、リップルランドの温泉に夫といったとき、車いすのお父さんといらっしゃっていました。鶴田先輩は生物部でしたが、3年の時は美大の受験に備えて美術部にデッサンの鍛錬のため、よく来ておられました。
眞理子さん、いつもどうも。
先輩は意外と硬派だったんですね。
小生ともウマが合うかも知れません。
帰省の折に一度、酌み交わしてみたいものです。
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