金をもってゐるひとは金があてにならない
からだの丈夫なひとはごろっとやられる
あたまのいいものはあたまが弱い
あてにするものはみんなあてにならない
これは、宮沢賢治の詩集「春と修羅」に収録されている、
「昴」という詩の一節。
そう一昨日、
「ビブリア古書堂の事件手帖」第4話に出てきたヤツだ。
本日のBGM
肩より低く頭をたれて(海援隊)
酒酔草(五輪真弓)
朝がくるまえに(ちあきなおみ)
虐めを受けて落ち込んでいた少年・昴は、
祖父から教えて貰った、
自分と同じ名前のこの詩を読み、
悩んでいる自分がバカらしくなり、救われた。
つまり、物事に拘っても仕方がないと、
彼は悟ったのだ。
さて、もう1つ目からウロコの話。
心メンタルクリニック東京の代表を務める、
医師の松代信人氏によると、
うつの引き金を引くのは、
大半が「職場の対人関係のトラブル」だそう。
で、そのトリガーを引かないためには、
周囲の言動を相手にしない、無視する、
遮断する、気にしないのではなく、
「評価しない」という、
相手をガラス越しに眺めるような、
そんな立ち位置をキープすることが、
とても重要なのだとか。
(参照:美レンジャーの、
こちらの記事)
ポチ「評価しないは、爺の得意技だろ」
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