7/10/2020

目が美しければ美人、とは必ずしも…



新型コロナの影響で売れなくなったもののトップは、
鎮暈剤(ちんうんざい)という読んで字の如く、
眩暈を鎮める薬剤。
そう、家族で出かける機会がめっきり減った所為で、
サッパリ売れなくなったという主に乗り物酔い等に効く薬だが、
前年比-77.8%は驚きの数字だ。
(ホントは薬より、焼き芋ゴロゴロの方が効果的)

ワースト10の2位以下は次の通り。
口紅(-72.5%)
日焼け止め(-66.7)
強心剤(-50.3)
テーピング(-58.7)
写真用フィルム(-56.4)
頬紅(-53.7)
ファンデーション(-51.0)
コールド&マッサージ(-48.8)
おしろい(-48.1)
Today's BGM
素顔(長渕剛)
黄昏のビギン(大橋純子)
Something(The Beatles)


口紅や頬紅等の化粧品が売れなくなった理由は、
ステイホームの影響も然ることながら、
やはりマスク着用に因るところが大きい。
人前で一日中マスクを外さなければ、
例え口紅やファンデーションが多少薄塗でも、
誰かに悟られることはほぼほぼ無いのである。
(アイシャドウやマスカラ等は減少するも、幅は小さかったらしい)

さて、最近小生が気付いたこと。
それは、確かに「目は口ほどに物を言う」けれど、
目だけを見て美人か否かを判断するのは、余りにも軽率だということ。
顔の大部分がマスクで隠されるため、
今まで頬や口元に掛けていた手間と時間と熱意をみんな、
露わになっている部分、即ち目と眉に集中させる訳だ。
するとキリリとした眉と、一見涼しげながらも、
奥に慈しみを湛えているかのような艶っぽい目が完成。
当然、我々の目はそこに釘付けとなる。

だが、騙されてはイケナイ。
この美しさは飽くまでも技術の為せる業で、言わば「まやかし」。
本当の素顔に対しては、
「お願い、マスクを外さないで」と5人中4人位には多分、言いたくなる筈だ。
(小生が通っている某歯医者の女医さんを含めて)

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