トンイはイ・サンの曾祖母だった

コリアンビューティーたちが全員、
整形美人に見えてしまう、今日この頃。
毎週日曜日の夜に放送され、
イ・サンよりも展開が遥かに早くて面白い、
韓国ドラマ「トンイ」も、つい疑いの目で…。

ところで諸兄は、
このドラマの美しいヒロイン・トンイが、
あのイ・サンの"ひい婆さん"に当たる人物であることを、
ご存じであっただろうか？

本日のBGM
ウイスキーの小瓶（みなみらんぼう）
はぐれそうな天使（岡村孝子）
涙なんだ（宇崎竜童）

「イ・サン」も「トンイ」も（あの「チャングム」も）、
1392年～1910年まで、
朝鮮半島に於いて500年以上も続いた王朝、
李氏朝鮮の頃の話。

朝鮮の王イ・サン（正祖=22代）の祖父で、
ノロン派の謀略に見事引っかかり、
我が子・サドセジャを見殺しにしてしまった、
頑固で迂闊な王ヨンジョ（英祖＝21代）の実母こそが、
実は賎民～奴婢～女官～尚宮（サングン）と上り詰め、
最後は王スクチョン（粛宗＝第19代）の側室となった、
このトンイだったのだ。

なお、李氏朝鮮の首都は建国当初、
高麗を踏襲し開城（ケソン）に置いていたが、
間もなく漢陽（現ソウル）へと遷都。
もちろん、その頃は北も南も無かった。

ポチ「トンイ（ハン・ヒョジュ）の背丈は爺と同じ5尺7寸らしいな」