
本日8月1日は、語呂合わせで「パインの日」。
1990(平成2)年に沖縄県パイン果樹生産振興対策協議会が制定。
また、8月がパイン生産の最盛期でもあることから、
この日から8/31までを「パイン消費拡大月間」としたそうな。
しかし、パイン(pine)と言えば本来は松・松材のこと。
その松の実(apple=リンゴの意では無い)、
即ち松かさ・松ぼっくりこそが元々パイナップル(pineapple)であり、
姿形が松かさ・松ぼっくりに似ているとの理由により、
今もなおトロピカル・フルーツの代表格であり続けるこの甘酸っぱい果物が、
18世紀頃より「パイナップル」と呼ばれるようになり、
やがて、その省略形の「パイン」が日本で市民権を獲得した。
これが「パイン」と云う名の経緯のようだ。
Today's BGM
八月の熱い砂(石川さゆり)
朝日のあたる道(ORIGINAL LOVE)
想い出まくら(小坂恭子)

さて、パイナップルが生っている実際の姿はご覧の通り、
我々が想像していた形とは逆さまの恰好をしているのだが、
生のまま保存する場合は、葉っぱを下にした逆立ち状態の方が、
甘みが全身に行き渡るので都合が良いとのこと。
因みに、パイナップルの和名は「鳳梨」(ほうり)。
今月の17日は、バナナやパインでお馴染みのドールが制定した、
「パイナップルの日」(無論、語呂合わせ)。
つまり、土用の丑の日みたいにパインの日が2回もあるので、
「及ばずながらパインの消費拡大に少しは貢献したい」
と仰る男気のある方は、何れかの日に是非。
なお、パインの果汁にはゼラチンを壊す成分が含まれているため、
生のパイン+ゼラチンを用いてゼリーは作れないのだそう。
従って、生のパインを使う際は必ず寒天を用うべし。
缶詰のパイン使用ならゼラチンでも固まるとのこと。
余談だが、子どもの頃に食べた、
あの得も言われぬ美味しさの果汁入り「パインアメ」。
今もちゃんと生き残っていて、アメを2つ並べると8に見えることから、
8/8を「パインアメの日」と定めているらしい。

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