
記念すべき「第100回夏の甲子園」の代表校が昨日、
全て出揃った。
今回出場するのは、過去最多の56校。
(抽選は8/2、開幕は8/5)
80回、90回の記念大会でも、
"2校枠"は従来の北海道・東京に加え、
千葉・埼玉・神奈川・愛知・大阪・兵庫にまで広げられ、
47+8の全55校となっていたのだが、
今回新たに福岡が追加されたことで過去最多となった。
何故これらの都道府県のみが増枠の恩恵を受けるのかと言うと、
地方大会への出場校が他の府県よりも圧倒的に多く、
僅か1試合ながら試合数を減ずることにより、
選手を始め保護者や学校・野球関係者など、
予選に関わる全ての人たちの負担を少しでも軽減するためである。
Today's BGM
I Love You(オフコース)
サルビアの花(もとまろ)
約束(スターダスト・レビュー)

それでも今回、鳥取の24(最少)に対し東東京(最多)は132と、
実に5倍強もの学校が予選に参加しており、
甲子園への1枚の切符を手に入れるために競争激化の地方は、
そうでない地方に比べ、
2つも3つも余分に勝ち進まなくてはならないのだ。
では、10年に一度の記念大会だけでなく、
普段も増やしたまんまでずーっとやれば?
とのご意見もあるのかと。
確かにその通りなんだが、
本大会の試合数が48から55に増えると、
大会期間が最低でも2日は確実に延びるので、
その影響が大会本部を始め色んな所に及んでくる。
もちろん、純粋な高校野球ファンにとっては、
球児たちの熱戦が毎年7試合も多く観られるようになるのだから、
きっと願ったり叶ったりなんだろうし、
経済波及効果も間違いなく上がる筈なので、
負の影響を最小限に食い止める方策さえ考え付けば、
増枠に反対する理由は消滅してしまうのかも。
なお、その際はいっそ今回より8校増やし、
8の倍数の64校まで枠を広げれば、
甲子園での試合数もコンディショニングも全て公平になる。
多分…。

今回新調された3代目「深紅の大優勝旗」。
何でそんなに掛かるのか分からないが、費用は1,200万円らしい
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