
丈夫(じょうぶ、じょうふ)とは、
ご承知の通り頑丈で壊れにくい様、
しっかりしていることを意味し、
「_な建物」「親から貰った_な体」といった使い方をするが、
中国では「丈」は約1.8m、「夫」は男性を表し、
成人男子のことを丈夫、
特に立派な男子を大丈夫(だいじょうぶ、だいじょうふ)、
或いは偉丈夫(いじょうぶ、いじょうふ)と呼んでいたのだとか。
また、大丈夫は、
日本に伝わった当初は本来の意味で使われていたが、
後に非常にしっかりしている、
危なげが無く安心、
確かで間違いないといった意味でも使われるようになったそう。
Today's BGM
S.Yさん(因幡晃)
スカイレストラン(伊東ゆかり)
Mother and Child Reunion(Paul Simon)

さらに、近年では若者を中心に「No」や「No Thank You」、
「No Problem」、或いは「OK」といった意味での使用が増えてきたという。
「家で夕飯食べる?」
「大丈夫」
「領収証切りましょうか?」
「大丈夫です」
「今夜、久しぶりに飲みに行こうか?」
「大丈夫です」
「試着できる?」
「大丈夫です」
因みに、丈夫・大丈夫・益荒男の何れにも、
「ますらお」という読み方がある。
阿武松(おうのまつ)親方の現役時代の四股名は、
益荒雄であった。
なお、益荒男の反意語、
即ち、たおやか・やさしい・しとやかな女を意味する語は、
手弱女(たおやめ)である。

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