良薬にして口に甘し、浅田飴

「せき・こえ・のどに」でお馴染みの浅田飴。
CMには、ご承知の通り、
特長的な声の持ち主である故・永六輔氏が長年に亘り出演、
なかなか好評を博していたやに記憶しているが、
そのCMに昔、
「せき」と読む漢字を幾つ書けるか？というものがあった。

ペンを執る機会が以前にも増して減少した昨今、
さらに、中高年にとっては加齢による記憶力の低下も危ぶまれるため、
結果を出すのは至難の業かとも存ずるが、物は試し。
制限時間2分で、どれだけ頑張れるか、
御用とお急ぎでない方は是非チャレンジを。

Today's BGM
プカプカ（木村充揮×近藤房之助）
星影の小径（ちあきなおみ）
Every Breath You Take（The Police）

恥ずかしながら30字近くある内、
小生が時間内に書けたのは、
責・石・績・席・赤・咳・関・析の8つのみ。
日頃の勉強不足を改めて痛感した次第である。

因みに、浅田飴の「浅田」は、
創業者である堀内伊三郎が師事した漢方薬の大家で、
浅田飴の原点・薬用水飴を処方した元宮内省侍医、
浅田宗伯の名から取ったもの。
明治22年、浅田飴の発売当初のキャッチコピーは、
「良薬にして口に甘し」だったそう。
浅田飴130周年記念キャンペーン

なお、「飴」が付く浅田飴を、
もしかすると「のど飴」と思っている人がいるかも知れないが、
浅田飴は歴とした医薬品（鎮咳去痰薬）で、
医薬部外品の「浅田飴 薬用のど飴」は別に存在する。
但し、こちらは「たん・こえ・のどに」。