9/05/2017

月の模様は何故いつも同じなのか?



月の模様のことは、日本では「兎の餅搗き」。
これは誰でも知っていることで、最早常識以外の何物でも無い。
しかし、何年何月何日の何時何分に誰がそう決めた?
言い出しっぺは一体誰なのか?
恐らく諸兄も小生同様、
そのように疑問に思われたことが過去にあった筈。

実は、年端も行かぬ子どもの頃に、
「あれは兎が餅搗きをしている姿だ」と大人に無理やり刷り込まれ、
反論するのも面倒臭いし、
直ぐに代案も浮かばないから、
では一応そういうことにしておこうと、
子ども心にそう思っただけ。
本当の所は何の模様なのか、未だにサッパリなのだ。
Today's BGM
無常(河口恭吾)
Moon River(手嶌葵)
Those were The Days(Mary Hopkin)


さて、「月の模様は何故いつも同じ?
もしかして月は自転していないのか?」と先日、
誰かに訊ねられた。
確か1週間ほど前の話なんだが、恥ずかしながら、
それが誰だったのかすら全く思い出せずにいる。
ま、老化により夥(おびただ)しい数の脳細胞が毎日、
死滅しているので、已むを得ないことではあるのだけれど。

それはさておき、月の模様の謎について調べてみた。
ご承知の通り地球唯一の衛星である月は、
地球の周りを27.32日かけて一周している。
つまり、月の公転周期は27.32日という訳。
同時に月は27.32日かけて自ら1回転している。
即ち、月の自転周期は公転と同じ27.32日。
だから、地球から見える模様がいつも同じなのだ。

試しに、ご自分が月になったつもりで何かの回りを一周してみると、
自転の理屈がお解り戴けるかと。
因みに、今年の十五夜(中秋の名月)は10/4(水)。

2 件のコメント:

  1. [三月の行進曲]9/06/2017

    爺殿 ご無沙汰ぶりです。
     月の1回自転、なるほどです。ハンマー投げでワイヤーに繋がれているので球は自転しないと思っていましたが、自転しないとアサって方向だけ向いているので、ワイヤーが一重巻き付きます。1回自転するので巻き付かないのですね。地球はたくさん自転するから良かったですね。月と同じなら、極寒・灼熱のいずれかですからね。
     食養生、こちらも該当です。たばこを止めたから、口寂しくて、また食べ物の旨い事。
     胃カメラ、異常なしをお祈りいたします。 [三月の行進曲]

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  2. 匿名9/06/2017

    三月の行進曲さん、こちらこそご無沙汰です。
    また、ご激励傷み入ります。
    生来の臆病者につき、正直不安でなりません。
    ま、全て天の思し召しなのでありましょうが…。

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