
月の模様のことは、日本では「兎の餅搗き」。
これは誰でも知っていることで、最早常識以外の何物でも無い。
しかし、何年何月何日の何時何分に誰がそう決めた?
言い出しっぺは一体誰なのか?
恐らく諸兄も小生同様、
そのように疑問に思われたことが過去にあった筈。
実は、年端も行かぬ子どもの頃に、
「あれは兎が餅搗きをしている姿だ」と大人に無理やり刷り込まれ、
反論するのも面倒臭いし、
直ぐに代案も浮かばないから、
では一応そういうことにしておこうと、
子ども心にそう思っただけ。
本当の所は何の模様なのか、未だにサッパリなのだ。
Today's BGM
無常(河口恭吾)
Moon River(手嶌葵)
Those were The Days(Mary Hopkin)

さて、「月の模様は何故いつも同じ?
もしかして月は自転していないのか?」と先日、
誰かに訊ねられた。
確か1週間ほど前の話なんだが、恥ずかしながら、
それが誰だったのかすら全く思い出せずにいる。
ま、老化により夥(おびただ)しい数の脳細胞が毎日、
死滅しているので、已むを得ないことではあるのだけれど。
それはさておき、月の模様の謎について調べてみた。
ご承知の通り地球唯一の衛星である月は、
地球の周りを27.32日かけて一周している。
つまり、月の公転周期は27.32日という訳。
同時に月は27.32日かけて自ら1回転している。
即ち、月の自転周期は公転と同じ27.32日。
だから、地球から見える模様がいつも同じなのだ。
試しに、ご自分が月になったつもりで何かの回りを一周してみると、
自転の理屈がお解り戴けるかと。
因みに、今年の十五夜(中秋の名月)は10/4(水)。

2 件のコメント:
爺殿 ご無沙汰ぶりです。
月の1回自転、なるほどです。ハンマー投げでワイヤーに繋がれているので球は自転しないと思っていましたが、自転しないとアサって方向だけ向いているので、ワイヤーが一重巻き付きます。1回自転するので巻き付かないのですね。地球はたくさん自転するから良かったですね。月と同じなら、極寒・灼熱のいずれかですからね。
食養生、こちらも該当です。たばこを止めたから、口寂しくて、また食べ物の旨い事。
胃カメラ、異常なしをお祈りいたします。 [三月の行進曲]
三月の行進曲さん、こちらこそご無沙汰です。
また、ご激励傷み入ります。
生来の臆病者につき、正直不安でなりません。
ま、全て天の思し召しなのでありましょうが…。
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