2/07/2018

事件です!



パンジーやビオラ、プリムラ等と共に今や、
早春の庭に絶対欠かすことの出来ない花となった、
キク科の多年草ノースポール(寒白菊)。
高温多湿に弱いのは玉に瑕だが、
放ったらかしにしておいても師走~初夏まで、
およそ半年間もキッチリ咲いてくれ、
さらに、こぼれ種で芽吹いたものを日当たりの良い場所に移し、
チョチョイと肥料を施してやるだけで再び綺麗に育つという、
ずぼらな人にも持って来いの花である。

そんな植えたばかりのノースポールの小さな苗が、
もしかすると昨日の雪にヤラレてはしないかと、
急に心配になった小生が今日、
裏庭に置いたプランターの中を覗き込んだ、
正にその瞬間に事件は起きた。
Today's BGM
各駅停車(猫)
Morning Has Broken(Cat Stevens)
Havana Moonlight(Spyro Gyra)


突然「あれぇ~」という衣を引き裂くような女の悲鳴。
声のした方向にパッと目をやると、
そこには道向かいにある中華料理屋の女将が身じろぎもせず、
切羽詰まった表情で立っており、
店の前、即ち拙宅との間を走る幅員6m程の道を、
今まさにドラ猫と思しき一匹の猫が横切ろうとしている真っ最中で、
折しも右手の方からそこへ向かって1台の乗用車が…。

小生には猫がクルマをかわし、
上手く駆け抜けたかに見えたのだが、
偶々拙宅の前を自転車で通りかかった、
これまた近所に住む別の年増の女性から数分後、
驚愕の事実を知らされた。
「お宅の前で、ふっとか(大きな)猫のクタバッとるごたるよ」

早速、市役所に電話し、
係の人に猫を片付けに来て貰ったのだが、
回収はお手のものと云うか、
慣れた手つきで手袋もせず、
僅かハンカチ大の新聞紙1枚で軽々と脚を掴み、
黒いビニール袋に入れたかと思ったら碌に礼も言わず、
血のりを洗い流しもせず、もちろん消毒もせず、
そのまま持ち去る手際の良さは、ある意味、実に見事。
ま、彼らが到着するまでの約15分間、
他のクルマに轢かれてグチャグチャにならぬよう、
寒空の下で見張っていた小生の協力があったればこそ、
とは思うのだが…。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

猫の事件に猫がらみのBGMとは、しゃれが効きすぎですね。

いつも懐かしい曲をありがたく聴かせていただいてます。

匿名 さんのコメント...

wata hito さん、ありがとうございます。
まだまだ寒い日が続くようですので、
くれぐれもお風邪など召しませぬよう。