
前述の通り、一塁手がちゃんとベースを踏んでいたら、
或いは、捕球した遊撃手が一塁より近く、
よりリスクが少ない筈の二塁に送り、
走者をホースアウトにしていれば、
また、中川が足を蹴られてさえいなければや、
バッテリーが勝ち急がず、
もう少し慎重に打者を攻めていれば等々、
言っても詮無きことは色々あろうかと存ずる。
しかし、小生が桐蔭の監督なら、
コントロールが甘くなっていた11番に見切りを付け、
9回の頭、遅くとも2死1塁の場面では、
間違いなく抑え(10番か1番)を投入していた。
Today's BGM
ひまわりの約束(秦基博)
瞳がほほえむから(今井美樹)
It's too Late(Carole King)

何故、そう思ったかと言うと、
9回ウラ、切羽詰まっている筈の仙台育英ナインが、
些かも曇らず、
まるで逆転を信じ切っているかのような、穏やかで、
凄く元気に満ちた表情をしていたからだ。
ま、桐蔭のダッグアウトの中から、
相手の表情までは窺い知れなかったかと存ずるが…。
因みに、9回ウラ2死1・2塁の場面で、
「万事休す」の遊ゴロを放つも相手のチョンボにより命拾いした、
仙台育英の7番・若山は、
打球がよくイレギュラーバウンドしたり、
ポテンヒットになったりする日頃からのラッキーボーイだそうで、
幸運を呼ぶ秘訣を次のように語ったという。
「仙台育英はゴミを'運'と思って拾うんです。
’運拾い’と呼んでます。今朝も宿舎の前で拾いました」

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