
一塁手がちゃんとベースを踏んでいたら、
或いは、捕球した遊撃手が一塁より近く、
よりリスクが少ない筈の二塁に送り、
走者をホースアウトにしていれば…。
(二塁手は遊撃手の捕球時、
当然のことながらベースに入る体勢を取っていた)
たら、ればを言っても、確かに詮無きことではある。
しかし…。
スポーツ、特に野球には、
ご承知の通り試合の流れを変える、
一球やワンプレイ(監督や選手の判断ミス、誤審を含めて)が、
「しょっちゅう」と言っていい程よくある。
勝てばベスト8の、
昨日の試合(大阪桐蔭VS仙台育英)も、そう。
Today's BGM
少年の心(浜田省吾)
恋人たちの時刻(大貫妙子)
Hello Dolly(Louis Armstrong)

先ずは6回表1死、桐蔭の3番・中川の打席。
NHKのスロー再生を見ると一目瞭然であり、
主審も帰宅後にビデオを見て、
己の未熟さを心底悔いたに相違無いんだが、
インコースに来た変化球を避けようと中川が体を捩じった際、
投球は一旦グリップエンドに当り、
彼の体(ユニフォーム)に触れた後、
フェアグラウンドに転がっている。
つまり、本来「ファール」とすべきところを、
アンパイアが誤って「フェア」にしたため、
桐蔭の三番ともあろう者が、
キャッチャーゴロにより敢無く憤死という、
言わば汚名を着せられる形となってしまったのだが、
仮にアンパイヤの目が確かなものであったら、
もう少し中川がボールを上手く避けていれば、
そもそも投手に普通の制球力があったなら…。

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