
「痒い、痒い」と訴えていた7歳の孫娘の頭から昨日、
何と虱(シラミ)が大量に見つかった。
「戦後72年も経って、何で今頃?」と思われるかも知れないが、
一旦途絶えた虱が復活した理由は、
進駐軍が日本に持ち込んだ虱の特効薬DDTに、
実は発がん性などの強い毒性があると判り、
マラリヤ防除などの已むを得ない場合を除き、
この薬剤は使用を禁ずとのお触れが71年に出たからで、
80年代以降は別に珍しいことでも無いらしい。
さて、ヒトに寄生する虱は、
アタマジラミ、コロモジラミ、ケジラミの3種。
孫にいたのはアタマジラミだが、
彼女は殆ど毎日シャンプーしているらしいし、
3日も4日も洗髪しない者は今時、滅多にいないので、
不衛生にしているから虱が湧くという昔の理屈は、
全く現実的では無いのだそう。
Today's BGM
思い出通り雨(ふきのとう)
避暑地の恋(チェリッシュ)
An Old Fashioned Love Song(Three Dog Night)

では、どうやって感染するのかと言うと、
感染経路の特定は困難ながら、
虱は髪の毛の接触により感染しやすいため、
体や頭を寄せて遊ぶことの多い保育園児、幼稚園児、
低学年児童などは感染の可能性が高くなるとのこと。
また、タオルや櫛、ブラシの共用は、どなた様であろうと絶対厳禁。
さらに、スイミングスクール等では、
脱衣篭やロッカーを経由して感染することもあるという。
(孫は学童保育とスイミングの両方に通っているものの、
ウィルス等による感染症では無いため、出席停止とはならない)
なお、皮膚科を受診した孫娘には、
スミスリンという決して安くはないシャンプーが処方され、
必ず家族全員で使用すべしと命ぜられたらしいのだが、
週の半分以上を我が家で過ごす彼女は、
これまでも小生の布団にちょくちょく潜り込んできていたので、
もしかすると既に枕に…。
「お母さんのためのシラミ講座」(ダンヘルスケア)

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